今日はこの話題。
『高市トレードと円の下落について』です。
自民党総裁選で高市氏が勝利した週明けの月曜日(本日)、
為替的に円がかなり下がりました。これが「高市トレード」と騒がれています。
高市氏は積極財政(お金を市場にたくさん投下する)を掲げています。
なぜ、新しい首相候補が決まっただけで、円の価値が下がってしまったのか?
理由は主に二つあると思っています。
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1つ目は日本円の価値の希薄化が心配されたからです。
積極財政政策によって市場にかなりの円が投下される可能性があります。
それによって通貨の価値が下がる!という理由からの円の下落。
高市氏は今の日本経済を立て直すべく!また物価高に苦しむ状況に対して財政出動をさせようとしてます。
ちなみにこの積極財政を進めるための方法論として、国が「国債」を大量に発行し、
結果的に世の中に出回る日本円の数が増える可能性が結構あると。
それによって円の価値が下がる=円安と市場が捉えた可能性があります。
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2つ目はアメリカとの「金利差」が縮まらない可能性がでた!という部分です。
今までこの円安ドル高が引き起こっていた大きな理由は金利差の部分でした。
高い金利を求めてそっちの方にお金が流れていく。そして安い金利の通貨は売られる!という事で
円は売られ、ドルなど他の金利が高い通貨にお金が流れたというのもあります。
高市氏のスタンスは、「金融緩和(低金利政策)」を続けるべきという考え方(ハト派)です。
つまり、日本は今の低い金利を維持する可能性が高くなったわけです。
すると日本の円を持っていても、たいした利息がつかない。それなら、円を売って、高い利息がつくアメリカのドルに替えよう!とか考えます。
この、例えばドル円なら日米の金利差が縮まらないという確信が、円を売ってドルを買うというキャリートレードを加速させた可能性も結構高いです。
ちなみに市場にお金を大量に投下したら、円の価値が下がる。
それによってインフレが引き起こされる可能性は出てきています!
なのでこの高市氏の政策がインフレを加速させる可能性がある。
そしてインフレに対して日銀に圧力をかけ、金利を引き上げない方針で進む可能性が出ています。
という事で、これから市場にお金が増え
円の価値が下がり、インフレになるが、金利は上げない!
という流れになってくる可能性が高いとみてます。
みなさんはどうでしょうか?
なので今後ドル円上がっていく可能性も出たかなとみています。
さあファンダメンタル面白いですね!今後の動きに注目です。
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