日銀の政策と円安の影響

これは2023年9月25日にLINE@で配信した投稿になります。


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全体配信です。
今日はもうこの話題しかないでしょ!
という事で、先週あった
『日銀の政策』について配信しようと思います。



こちら参考記事としてみて欲しくて、



日銀緩和姿勢で円売り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-24/S1GNWYDWX2PS01?srnd=cojp-v2



まあ22日の日銀の会合で大規模な金融緩和策維持を決定。
という事でした。



これにより更に円安に拍車がかかる!という見方がかなり大きいわけです。



逆にアメリカのFOMCは金利を上げないにせよ、今の高金利を維持する方針を打ち出しているので
まあ必然的に円安ドル高になるような環境になっていますよね。



日銀が金融緩和策維持を決定したことによって、日銀に例年以上にクレームが起きてるようです。笑
円安・物価高が国民の暮らしを圧迫してるという内容でです。



今の日本人も、円じゃなくてドル預金がいいかな?とか
ドル資産として保有しようという考え方が一般の人たちにもかなり普及してきています。



そりゃそうですよね。
ドルの方が金利が高いんだから。



これは前にも配信で軽く触れたのですが、



なら円安の方が得なのか?誰が得するのか?
円高の方が得なのか?誰が得するのか?



という目線で物事を考えないといけないわけです。



ちなみに円安・物価高が国民の暮らしを圧迫してるという内容ですが、
おそらく今の日本企業はずっとデフレによって価格が上げれなかった!という裏背景もあります。



それが今のインフレと物価価格の上昇で値段を上げてきてる!
ならもし仮にインフレが収まり、円高になってきたとして、



企業は今の価格から安くすると思っているの?
という思考が抜けてるわけです。



インフレ上昇がおさまって、円高になったとしたら
仕入れ原価が安くなりますね。
そのまま今のインフレの価格で売ったら?



純粋に利益が増えるわけです。



販売数が減っても、利益が増えた場合は
製造コストも少なく同じ売り上げを保てるならば、価格を下げる必要がないわけです。



それに今のインフレって、世界中で起きてるわけです!
別に日本だけがインフレじゃないんですよ!



その背景にはやはりウクライナ問題がありますが、
ようするに簡単に日銀が金融引き締めに動き、



円高になる対策を打ち出したところで、
私たち国民が価格上昇によって苦しい思いをするのは変わらない!
わけですよね。笑



残念ながら。



だったら日銀が金融引き締めで動いたところで、本当に家計の役に立つの?ってところです。
金利を上げるという事は、変動金利で契約してるローンや借入などの額が増える!
という出費の部分も見えてないわけですよ。一般の人たちは。



こと日銀やFOMCが見てる視点で言ったら、
円安ドル高によっての貿易コストと経済コストの所です。



ドルが高すぎたらアメリカの製品が売れづらくなる。
でもアメリカも同じく賃金の上昇が起きてるわけです。



純粋に海外に展開してる企業で、特に日本で売れなくなるだけ!
海外が同時に給料もどんどん上がっている!
ここがかなり大きい違いなんです。



しかもアイフォンも日本では15-20万とかで売ってるとして、
ヨーロッパでは30万円が最低ラインだったりします。



日本は1人1食で1000円くらいの単価だったとして
海外では3-4000円なんで結構普通なんです。



続く。